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心に寄り添った支援を…犯罪被害者遺族が短大生に向け講演 岡山・倉敷市

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 被害者の遺族に心を寄せて欲しいと話しました。3年前、殺人事件で娘を亡くした母親が、岡山県倉敷市の短期大学で講演しました。

 川崎医療短期大学で開かれた講演会には看護科と医療介護福祉科の学生など、約200人が参加しました。

 講演したのは、3年前に兵庫県で起きた殺人事件で20歳の娘を亡くした母親です。母親は、夢に向かって頑張っていた娘が殺されたことの悔しさや悲しさ、事件からきょうまで警察や同じ犯罪被害者の遺族に支えられたことなどを話しました。

 また、遺族の話をよく聞き想いに心を寄せることが一番大切であると訴えました。

(犯罪被害者の母親は―) 「少しでも辛い思いをしないで済むよう、余計な痛みを与えなくて済むよう心を寄せていただきたいと思います」

 講演が終わると、被害者に向けて全員で黙祷しました。

(学生は―) 「被害者の遺族の方たちの苦しみというものを感じて、苦しくなりました」 「つらい思いしている人がいたら、ちゃんと話を聞いてあげて、ちょっとでも助けてあげることができたらなって思います」

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