そのA
新茶所「神椿」完成
田窪恭治による
総合プロデュース&建築デザイン
御本宮まで785段ある石段の途中500段目の森の中に、カフェとレストランの新しい茶所「神椿」が11月1日にオープンしました。旧茶所は寛政9年(1797)に現在の建物が崇敬者達により献納されて以来、二度(昭和7年、平成6年)の改修工事が行われてきました。しかし、建物の老朽化と平成16年の台風による地盤への被害を受けたため、新しく立て替えることになりました。
建築のデザインは美術家で金刀比羅宮文化顧問の田窪恭治の手によるものです。その内容は鉄筋コンクリート造りで地下二階建て、延べ床面積は700平方m、内部、外部のデザインはもとより、4ヵ所の有田焼の磁器タイル(60cm×60cm)による4ヵ所の大壁画(幅25m×高さ6m、幅25m×高さ3m、幅5m×高さ3m、幅3m×高さ1.8m)をはじめ、通路やテラスの床に埋め込まれた鋳鉄製の作品『感覚細胞』や、さらには南側の谷に自生する自然の樹々を借景に含める総合的な風景芸術を意図したものです。いわば、江戸時代(1650年代)に建設された表書院や奥書院と同様に金刀比羅宮の参拝者をもてなす、平成の書院ともいえる美術作品です。
お茶やお食事は、創業100余年の「資生堂パーラー」が担当いたします。こんぴらさんで東京・銀座資生堂パーラーの味を堪能できる機会です。一階がカフェ、地下一階はレストランになります。
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