技術一辺倒ではない
大切なのは論理的な思考と想像力

技術ユニット
出晴 寛基

本気の職場に惚れた

大学時代、KSBでカメラアシスタントのアルバイトをやっていました。日々ニュースが放送される様子を見ていましたが、よくいえば緊張感、悪くいえば怖い職場でした(笑)。オンエア前は、当たり前のように怒号が飛び交いますからね。もちろん喧嘩をしている訳ではなくて、みんな真剣にやっているからこそなんですが、こんな緊張感のある職場で働きたいなと思ったのが、そもそものきっかけでした。
僕は理系なので技術もいいけど、番組制作に携わる仕事もやりがいがありそうだなと思い、アナウンサーと営業以外なら何でもやると面接に臨みました。まさか受かるとは思ってなかったので、採用通知がきたときはびっくりしましたね。

交渉力が身につく

配属されたのは、やはり技術ユニットでした(笑)。以来ずっと技術一筋ですが、もともと理系なので、専門を極めることにはやりがいを感じています。
今までで一番長く担当したのは、送信業務です。岡山・香川には全部で51の中継局がありますが、ここの保守メンテナンスをするのが普段の仕事です。入社後暫くはデジタル中継局の建設がすすんでいましたので、エリア内の他局との交渉・調整もよくやりました。それぞれの局がバラバラに建てると効率が悪いので、一緒に中継局を作るんですが、やはりそれぞれに思惑があるんですよ。その調整がなかなか大変で、ここで交渉力が鍛えられました。ビジネスマンならではの考え方、物言いが身についたように思います。

地味だけど、社会と会社への貢献は大きい

番組制作のような華やかな仕事とは違って、技術の仕事ははっきり言って地味です。でも僕たちがいなければ、放送事故だらけですよ。機械はいつか壊れるんです。それを大前提としていかにそれを防ぐ手立てを考えるか。ここにはあらゆる事態を思い浮かべる想像力と、それに備える論理的な思考が必要となります。
あとはコスト意識ですね。お金を生み出すセクションではないので、いかに効率的な投資をしていくか。「100万の売り上げより、100万のコストダウンの方が会社に対する貢献は大きい」が、僕たちの合言葉になっています。社会にも、会社にも、大きな貢献をしているのが僕たち技術ユニットの仕事だと思います。

妄想レベルまで想像力を高める

あと技術者ならではの喜びをあげるとしたら、常に新しい技術に触れられることでしょうか。年に一回、放送業界の最新機器の展示会があるんですが、これは本当に楽しいですよ。この機材があればこんなことができる。会社にこんな提案ができるとあれこれ想像するのは、大げさに言うと「至福のとき」です。テレビと機械が好きで、想像力豊かな人。縁の下の力持ち的な役割に喜びを感じられる人。そして、新しい技術を使った新しいビジネスを妄想できる人。こんな人は、KSBの技術の仕事にすごく向いていると思います。

プロフィール

2006年入社/香川県出身
岡山大学大学院自然科学研究科修了

入社以来技術ユニット。マスター担当、送信担当、制作担当を経て、現在はマスター担当。日々のメンテナンス業務と並行して、次のマスター更新に向けた準備をすすめている。

とある1日の仕事の流れ

9:20
出社、メールチェック
10:00
マスターからアラーム
原因を調査し、復旧作業。
メーカー問い合わせ
11:30
12:00
昼食
13:00
新社屋、新マスター建設について会議
15:00
15:30
午前中のトラブルで問い合わせたメーカーとの連絡、確認
新機材の調査、社内作業
18:00
マスターで1日の動作、
トラブル確認
19:00
19:30
退社