にこまる

らぶせとマルシェ

岡山・香川にはこんなにすばらしい食材が!地域を元気にする旬の食材を紹介します。

第6回

里芋

2012年9月27日

  • 1つの茎から、15個(約1kg)ほどの里芋がとれる!

  • 土の上にたっぷり草や葉が敷かれています。自然にあるものを使って、土を守っています。

鳥取県との境に位置する岡山県奈義町。標高1255mを誇る那岐(なぎ)山などに囲まれたこの町は、岡山県内でトップを誇る里芋の産地です。
里芋栽培20年になる農家・藤田淳美(あつみ)さんの畑には、人間の顔が2つ分ほどの大きな葉がびっしり!この根元に里芋が育っています。大きな葉は、土中の里芋に直射日光が当たるのを防ぐ役割もしているそうです。奈義町の里芋は、粘り気が強いのが特徴。粘り気が強いので、食べたときの舌触りもとてもなめらか!そしてとてもホクホク!


おいしい理由の1つに土があります。大昔、那岐山が噴火した際に火山灰が降り積もったことによってできた「黒ボク」の土。黒ボクは軽くて空気や水を通しやすく、水分を吸ってもやわらかいまま。そのため、里芋に土が絡みついてしっかり栄養がいきわたり、また柔らかい土のおかげで成長の妨げにもならず、ふくよかでおいしい里芋が育ちます。

収穫時期:9月下旬~12月初旬

江戸時代から続く里芋栽培
奈義町で里芋栽培が始まったのは江戸時代。それまでは、那岐山から吹く局地風、「広戸風」によって、畑の作物はうまくいかなかったそうです。そこで広戸風に耐える食材として、土の中で育つ里芋の栽培が盛んになりました。
土の温度管理が大切!
藤田さんは土の温度管理をするために、草や葉を刈り土の上に撒いています。こうすると土の温度上昇を防げるそうです。土にビニールを被せる農家さんも多いそうですが、藤田さんのこだわりです。

らぶせとメッセ-ジ

  • 藤田 淳美さん

  • 作業が大変でもうやめよう…と思うときもあります。
    でも結局、来年はもっといいものを作りたい!という気持ちが勝り、続けています。
    食べておいしい!といってもらえる柔らかい里芋を作っていきたいです。

藤田さん曰く、「おいしい芋は、煮込めば煮込むほど柔らかくなる。そうでない芋は、いくら煮ても柔らかくならない」そうです。
奈義町の里芋は、煮込むほど柔らかくなります。

里芋が手軽においしく食べられる“イモ煮”

藤田さんの義娘・藤田睦乃(むつの)さんに、簡単に作れる地元の里芋料理を作ってもらいました。
サトイモ、豚バラ肉、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、油あげ、ちくわなどを鍋で煮込み、味噌・しょうゆ・酒で味つけをしたシンプルなイモ煮。柔らかい里芋なので15分ほど煮込んだらOK。
睦乃さんは「奈義町産のサトイモはどれもハズレがないです。どんなものを買ってもどれもホクホクで柔らかいんですよ」と教えてくれました。

お問い合わせ 勝英農業共同組合 勝田地域センター TEL:0868-38-3134

※これらの情報は放送時のものです

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